ワキガとは、ワキの下の汗が大きな原因になって発生する不快臭のことを言いいます。
決して病気ではありません。ワキガは主に、アポクリン汗と呼ばれる汗に含まれる成分が、毛穴や皮膚の表面に生息する細菌によって分解されて発生する特殊なニオイです。
ワキガの原因は、アポクリン線、エクリン線、皮脂腺の3つです。
臭いの強さは、アポクリン腺の数や大きさに比例し、個人差が大きいようです。
アポクリン汗もエクリン汗も、汗腺にとどまっているうちは無臭ですが、皮膚表面の雑菌によって、臭いが発生します。
雑菌は、酸性よりアルカリ性のときのほうが繁殖しやすいという性質があります。
ふつうの皮膚表面は弱酸性ですが、大量に汗をかくとアルカリ性に傾き、雑菌が繁殖し、すえたニオイが強くなってきます。
さらに動物性の脂肪をとりすぎると、皮脂腺の活動が活発になりすぎ、皮脂腺の中にとどまって酸化し始め、過酸化脂質を増やして不快なニオイを発生させてしまうのです。
ワキガのある人と無い人がいますが、基本的にアポクリン汗腺の数が多く、アポクリン汗の分泌量が多いと、ワキガ臭が強くなると考えられています。
ワキガが人口の80%以上を占めるという黒人や白人は、10〜15%の日本人など黄色人種に比べて、アポクリン汗腺の数とアポクリン汗の分泌量が多いことがわかっています。
ワキガの治療ですが、いきなり手術はあまりに乱暴であるといえます。
根本的、徹底的にワキガを治すには手術しかありませんが、まずは自分でワキガの改善に挑戦してみてはいかがでしょうか。
まずはワキの汗をこまめにとって、清潔を心がけることです。
ワキの下の汗を拭くときに、殺菌財を含ませたコットンを使うと、黄色ブドウ球菌などの常在菌を殺菌するのに効果的です。
殺菌剤としては昔からホウ酸が使われてきましたが、市販の消毒用軟膏なども同じ効果があります。
次にワキ毛の処理です。
ワキ毛があるとそれに皮脂がからみやすく細菌が繁殖する恩賞になりやすいからです。
制汗剤を上手に利用する方法もあります。
あくまで一時的な効用ではあるのですが、制汗剤は毛細血管を収縮させることで発汗を抑える作用があります。
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